殺し屋に2倍払って

スラッシュドット・ジャパン経由で

Vistaの音声認識でPerlのコードを書く試み

Microsoft Vista Speech Recognition Tested - Perl Scripting - YouTube


 これはこれで、苦闘する様子が面白くはあるけれど、正直、もっとHackなものを期待していた。公開デモの失敗*1といい…、どうもへたれっぷりばかりがアピールされる。実際、どうなのだろう。この機能を使って開発効率をアップとか、そんな事はできるのだろうか。


 これは使い方が悪いという気もする*2。音声、というインターフェースは、正確さや早さではキーボードでの入力に敵わないけれど、ランダムアクセスができる*3し、両手とは別系統で使える。キーボードのホーム・ポジションに両手をのせたまま、ジャンプしたり、検索したり、あるいは、リファクタリングやデバッガの機能にアクセスしたりと、そういうショートカット的な使い方は便利そうに思える。キーボード・ショートカットを覚えたほうが早いという意見はあるかもしれないが、より直感的に使えるという点は無視できない。


 もっとも、一つ問題がある。実際に試した人は実感しているかもしれないが、音声認識のためにかかるCPUパワーはわりと馬鹿にできない。最近はデュアルコアのCPUが増えてきているので、一個くらいビジーでもいいって考え方かもしれないけど。


 取り合えず、現状、快適動作させられるマシンは手元にないのだけれど。さくさく動く環境を整えられたら、Hackな操作法を頑張ってみようかな。どこぞの近未来映画なみに。

*1:「Dear aunt, lets set so double the killer delete select all(親愛なる叔母さん、殺し屋に2倍払って全てを始末しちゃってください)」はすごい名言だ。

*2:ネタなのは当然として

*3:どの単語も直接呼び出せるという意味で